365日後に辞める女

2020年度で会社を辞めようと決意した(けど結局辞めていない)女の備忘録

254日 目から鱗が落ちた人付き合いの話

仕事が急に増えて怒涛の日々でした…昨日やっと一段落してほっとしたので久々に書きます!

前にも少し書いたのですが、今私は社会問題を扱う団体にひっそりと入っています。

私が社会人3年目なのに対し、所属している人ほとんどが大学生です。みんな本っっ当に、発想力と行動力がすごいんです!!エネルギーに感動させられてばかり。

そんな中で新しい人間関係を作っているわけですが、改めて人付き合いの難しさを感じつつ、今以上に人付き合いに悩んでいた時期を思い出しました。

大学4年 人付き合いに対する苦手意識を自覚

大学4年も終わりに近づいたころ、自分が人付き合いに対してそこそこの苦手意識があることに気が付きました。

特に人と話すのが苦手とか、極度の人見知りというわけではないので人付き合いが苦手だと自覚していなかったのですが…サークルを引退し、自己分析をし、就活を終え、一人の時間が長くなる中で

「私、自分から友達を遊びに誘えないぞ?!」 

「一回目より、二回目に会う時の方が緊張するのはなぜ??」

など、自分の人付き合いをよくよく振り返ってみていたら自覚してしまったのです!!(笑)

これについては社会人1年目の最後まで結構悩みました。

 

目から鱗が落ちたお言葉

タイトルの 「目から鱗が落ちた話」 というのは、元恋人がしてくれました。

私は去年くらいまで、仲の良い友達に対しても、気軽に「今度遊ぼうよ」とか、「○日暇~?」みたいなことを聞けませんでした。ましてダル絡みなんてもってのほかです。そんなことを試みようとしたら、

「相手の時間を私が奪ってしまうなんて恐れ多いわ…」

「私と一緒にいて楽しいかな?」

「2人じゃなくて3人以上の方がいいかな…」

「急に声掛けたら変に思われるんじゃないか…」

…みたいな心配事が色々と浮かんできてとてもじゃないけどできませんでした。

 

なので、人と会うときは「ひたすら声をかけてもらうのを待つ!!」というスタンス。

 

そのことを元恋人に打ち明けたら。

「人と会うのに理由は要らないんだよ」

 と、さらっと言ったのです。

 

これがかなり衝撃的でした・・・・・・・

人によっては当たり前なのかもしれないけど、この発想がない人っていると思うんですよ!人と会うにはそれなりの納得できる理由が必要だ!!と考えちゃいませんか?

そんなことないのかな…?

 

で、さらに

 「どんな人でも長く付き合えば悪い人ではないと思うようになるよ」

とまで言ったんですね。

 

それはさすがに言いすぎでしょ~!この人は仏か?とちょっと思ったものの、小中学校の同級生(いわゆる地元のともだち)とどんどん疎遠になって、それが当たり前だと思っていた私にはずしんと来ました。

すごくもったいないことをしてきたな、、、と。

 

 成績を取りに行っていた

そしてここからは自分でたどり着いたことなんですけど、私はこれまで、人に対して「優秀な自分」を見せたがっていたと気づきました。

「良い成績を取ろう」とするあまり、思ったことを言わなかったり、相手の顔色をチラ見して話題を振ったりしていたんです。

誰といる時も、そうやってかなり気を遣っていたのです…

 

成績が悪くなるのを恐れるあまり、人と気軽に会えない

→関係が長く続かない

→表面上仲良しが増える

→会いにくいので新しい人を開拓する

→成績が悪くなるのを~~~~

 

という、けっこう悲しいスパイラルに陥っていたわけです。

 

そのことに、大学4年も終わり、社会人になったころようやっと気づくことができました。

その後会社の上司から、「心を開いていない気がする!」「君の人間性が見たいんだよ!」みたいな(暑苦しい)ことを言われたり、

さらに、今まで「この人話しやすいな」とか「人として好きだな」と感じた人は、自分の考えをはっきり言っている人だった!ということも発見し、ますます納得。

そういう人の言うことって重みがあるし、けっこう好かれるんですよね~!

 

現在の人付き合い

一人暮らしを始めたことも大きいと思いますが、今はとりあえず、会いたい人には「会おうよ」と言えるようになりました。

簡単なようでこれは相当大きな一歩なんですよ!!泣

※地元のともだちとは定期的に居酒屋に行けるように。

 

あとは、だいぶ遠慮がなくなりました。

親しき中にも礼儀ありなので、ある程度はもちろんわきまえます。

でも、思ったことを素直に言うようにしたら、人との距離感ってこんなに縮められるんだ!と感動することもあったり…

 

ようやく人付き合いのたのしさを感じられるようになってきました。

嬉しい…泣

人付き合いについて目を開かせてくれた元恋人には、改めて感謝でございます。

 

こうやって、今の団体での人間関係もなるべく無理せずに築きつつ、長く付き合える間柄になったら嬉しいな。これからも模索しつつ前進したいです。